イラストレーター みしまゆかりの絵日記帳

日々の創作活動をご紹介します。

会社員時代の思い出から作った8ページ漫画

先日ブログに書いた2021年の目標の一つが「短いストーリー漫画を1~2本描く」でしたが、年が明けて仕事の量が少し落ち着いてきたので「描くなら今しかない」と思い、まずは8ページの短い漫画を描いてみました。

ストーリー漫画を描いて人に見せるのは、自分の内面をさらけ出すようで「恥ずかしい」と感じる自分が相変わらずいますが、会社員時代に先輩から聞いた話や自分が経験したことをごちゃまぜにしながら、身近に実際に起こるかもしれない出来事を短いお話にまとめてみました。「これは半分実話だ!(だから恥ずかしくないんだ!)」と自己暗示をかけて描き進めたような感じです。

f:id:YukariMishima:20210121151037j:plain

f:id:YukariMishima:20210121151043j:plain

f:id:YukariMishima:20210121151053j:plain

f:id:YukariMishima:20210121151108j:plain

f:id:YukariMishima:20210121151120j:plain

f:id:YukariMishima:20210121151136j:plain

f:id:YukariMishima:20210121151148j:plain

f:id:YukariMishima:20210121151201j:plain

この漫画の元となったエピソードはいくつかあります。

・会社の先輩が、「昔飼っていたウサギが死んだ日に会社を休んで滝を見に行った」と話していたこと。

・仕事で大きなミスをやらかして、いい歳をしてボロボロ泣きながら職場からアパートに歩いて帰ったこと。この時は幸い誰にも声をかけられなかったのですが、もし私が駅のホームで泣いてたら「あの人線路に飛び込んだりしないか?」と心配して声をかけてくる人もいたかもしれないな、と後で思ったりしました。

・夜、アパート近くを歩いていると歩道のど真ん中にクワガタが落ちていたので、「踏まれないように道の端によけてあげよう」としゃがんでクワガタを捕まえようとしたところ、具合が悪いのかと心配した複数の通行人から「大丈夫ですか?」と2回も声をかけられたこと。(その度に「ク、クワガタが……」と言い訳したのがめちゃくちゃ恥ずかしかったです。きっと「変な女だ」と思われたことでしょう。)かなり恥ずかしかったですが、ちょっと道にしゃがんだだけで心配して声をかけてくれる人が案外いるもんなんだな、としみじみ思ったりしました。

・有給休暇はなるべく消化するように、と普段上司から言われていても、休み明けに仕事が山積みでパニックになるんじゃないかと想像すると、なかなか理由なしに有給を申請できなかったこと。(自分の性格的な問題も大いにありつつ、年がら年中繁忙期な職場だと有給を申請するのは結構勇気が要りました。)

・たまに何かのきっかけで絶望的な気分になることがあるのですが、そんな中でも重い腰を上げて職場に行くと、目の前の仕事をこなすことで案外気が紛れて、気持ちが楽になっていることもあったこと。

きっとこの漫画の彼女も愛犬のお葬式を済ませたら、月曜日に出社して仕事をすることで少し楽になれるかもしれないな、などと思いながら描きました。

 

4月中旬に東京ビッグサイトで開催される「クリエイターExpo」では初めて「漫画家ゾーン」に出展する予定なので、その際にお客さんに見せるサンプル作品にもしようと思っています。このご時世なので予定は変わるかもしれませんが(^^;)。

4月には今よりも落ち着いた状況になっていてほしいものです。