イラストレーター みしまゆかりの絵日記帳

日々の創作活動をご紹介します。

2020年e-taxの備忘録 ( 電子証明書を更新した方は要チェック!)

本日、2020年の確定申告を終了いたしました!

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ちなみにこれ ↑ は、毎年確定申告書を提出したらSNSにアップするお約束の落書き(BGM:ロッキーのテーマ) です。今回は本当にこんな感じでした。

 

2019年にfreeeという有料の会計ソフトを使い始めて以来、日々の帳簿つけや確定申告書類の作成は格段に楽になり、昨年もfreeeからサクッと送信できたので、あまり心配はしていませんでした。

しかし、今年は出来上がった書類を提出する段階で落とし穴がありました。昨年マイナンバーカード内の電子証明書を更新したことが原因で、送信後にエラーが起き、正常に受け付けられなかったのです。

 

送信後にe-taxのメッセージボックスに届いたエラー情報は以下のとおりでした。

HUBH139E:納税者の方(本人)の電子証明書が登録されている電子証明書と異なるため、電子証明書を確認の上、再度送信してください。なお、電子証明書の更新・変更をしている場合には、新しい電子証明書e-Taxへ再登録する必要があります税理士等の方が代理送信される場合は、送信方法が正しいかを確認の上、再度送信してください。」

その「新しい電子証明書e-taxへ再登録する」方法へのリンクとかをメッセージに入れてといてくれんか…… って思うのは私だけでしょうか……(-_-;)。

 

その後、実際に電子証明書e-taxへ再登録できるまで5時間かかってしまいました。後述しますが、「e-tax 電子証明書 更新 再登録」とかで検索して出てくるページの通りに進めようとしても、エラーばかりで全然進めませんでした。ヘルプデスクに3回電話をかけた末に正解にたどり着いた次第です。

日本中の個人事業主 (の内、電子証明書を更新した人) が、こんな時間と労力をe-taxのために費やすなんてとんでもない経済損失な気がするので、とりあえず「私はこの方法で再登録できたよ」という情報をブログにまとめることにしました。同じことで困っている方のご参考になれば幸いです。

 

電子証明書e-taxに再登録した方法
(みしまの場合。2021年2月10日のこと。)

  1. カードリーダーとマイナンバーカードを準備。

  2. 国税庁e-taxのサイトを開き、[サイトマップ] → [各種ソフト・コーナー] → [Web型ソフト・コーナー] → [e-Taxソフト(Web版)を利用するにあたって] をクリック
    (※重要!後述しますが、ここでダウンロード型ソフトを選択することは絶対におススメしません。)

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  3. [e-Taxソフト(Web版)を利用するにあたって] のページで、必要な環境が整っているか確認し、「(4) 事前準備セットアップ」ツールをインストール。そのインストール後にページの一番下の「e-Taxソフト (Web版)を利用する」のボタンをクリック。(※割愛しますが、他の項目も確認しましょう)

  4. e-Taxソフト(Web版)のページが開いたら[ログイン]ボタンをクリック。

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  5.  ログイン画面が表示されたら、[マイナンバーカードの読み取りへ]のボタンは無視して、利用者識別番号と暗証番号の組み合わせでログインします(※重要!後述しますが、ここでカードの読み取りでログインしてしまうと、その後の電子証明書の登録ができなくなります)

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  6. ログインしたら [利用者情報の登録・確認・変更] をクリック。
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  7.  [操作に進む] ボタンをクリック。
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  8.  確認・変更画面の一番下までスクロールすると電子証明書の欄があるので [登録・更新] ボタンをクリック。
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  9.  カードリーダ―で更新済みの電子証明書を読み込んで、再登録完了です。 

 

正解にたどり着くまでの紆余曲折

すみません、ここからはほぼ愚痴ですので、興味がない方はご無理なさらずページ閉じちゃってください。

この記事の最初で述べたエラーメッセージを受信した後、実際に電子証明書を登録するまでなぜ5時間もかかったのか? というのを、箇条書きにすると以下のような流れでした。

  1. e-tax 電子証明書 更新 再登録」でGoogle検索し、検索結果の一番上にe-Taxのサイトが表示されたのでこれをクリックした。
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  2. ダウンロード版のe-Taxソフトでの電子証明書登録方法を案内するページが表示されたので、「ではまずe-Taxソフトをインストールしなきゃ」と思い、再び「e-Taxソフト ダウンロード」で検索し、トップに表示された「e-Taxソフトのダウンロードコーナー」を開いた。(※後述しますが、ダウンロード版はエラーが多く、挙動が不安定なので、ヘルプデスクの複数のスタッフに「ダウンロード版は推奨しない」的なことを言われます。なのにe-Taxのサイトにはいまだダウンロード版の案内が存在し、google検索でも上位に表示されているこの現状(-_-;))
  3. e-Taxソフトのダウンロードコーナー」のページで必要なPC環境を確認し、ルート証明書、中間証明書をインストールし、信頼済みサイト登録ツールもインストールして、e-Taxソフトをダウンロード。
  4. ダウンロードしたファイルを実行してインストールしようとするが、「e-Taxソフトが新しいソフトウェアのインストールを構成中です。」という画面が出たまま10分待ってもそれ以上進まないので、再び検索。e-TaxのQAページが表示されたのでそのページの指示どおりやってみる。
  5. PCを再起動するとデスクトップにe-Taxソフトのアイコンが出来ていたので「良かった、インストールできたんだ~」と思ってそのアイコンをダブルクリックすると、「バージョン確認オプションの変更に失敗しました(レジストリ取得エラー)」というメッセージが出現。よく分からないけど「OK」をクリック。

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  6.  

    続いてソフトのバージョンアップを促す画面が表示されたので、指示に従って操作していくとまた謎のメッセージが出現。

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    このメッセージも検索してみたけど、既に1時間以上格闘して疲れてきたので、自力での検索は諦め、e-Taxサイトの「問い合わせ」からヘルプデスクの番号を調べて問い合わせることに。
  7. ヘルプデスクのスタッフさんに、ダウンロード版ではなくWeb版での操作を勧められる。曰く、「ダウンロード版よりもWeb版の方が安定しているから」とのこと。
  8. いったん電話を切ってWeb版にログインしてみるも、肝心の電子証明書の登録・更新ボタンがグレー表示され、マウスポインタを置いても全く反応しない。

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  9. 再びヘルプデスクへ電話し、先ほどとは別のスタッフさんに8の状況を説明するが、原因が分からないという。「ブラウザのキャッシュを削除したり、端末を変えたらうまくいくかもしれない」とは言われたが、既に別のノートPCでも試した後。「もう紙で提出するしかないんでしょうか」「そうかも……」というやり取りでガッカリして電話を置く。
  10. 「いやいやいや、おかしいでしょ!それじゃ来年以降もずっとe-Taxできないままじゃん」と思い直してヘルプデスクへ3度目の電話。今度はちょっとベテランぽい落ち着いたスタッフさんが出て、「カードを読み取ってログインすると、その時点でe-Tax上の情報がカード情報と紐づいてしまうので、カード内の電子証明書の読み取りができなくなるようです。カードを使わず、利用者識別番号と暗証番号を入力してログインしてみてください」と解決策を示してくれた。
    (頼むから、そういうことならそれを[登録・更新]ボタンの下とかに書いといてくれ…… って思うけど、ヘルプデスクのスタッフさんの罪ではない。)

……という次第でした。

 

よく分からないエラーメッセージが出た時に、一般ユーザーはe-Taxの「よくある質問」コーナーでそれを探すよりも先に、Google検索する人の方が多いと思います。「よくある質問」の一覧から、ピンポイントで自分の疑問への回答を見つけるのはかなり大変だからです。で、Google検索の結果ではWeb版よりもダウンロード版の案内が上位に表示されているので、ダウンロード版にトライして壁にぶつかる人が多いのではないでしょうか。ヘルプデスクで「推奨しない」的なことを言われても、e-Taxサイトにちゃんとダウンロード版は存在しているわけですし。

 

この現状では、どんなに宣伝したところでe-Taxは普及しにくいだろうな、と改めて思った次第です。e-Taxソフト、ダウンロード版はもう廃止してWeb版一本にした方が良いのではないでしょうか(-_-;)。Web版とそのQAページを整備するだけでかなり改善できると思うんだけど……。
使い勝手が良くなればe-Tax普及するだろうし、納税者だけじゃなく、税務署の職員さんやヘルプデスクのスタッフさんの負担もかなり軽減されると思います。

会社員時代の思い出から作った8ページ漫画

先日ブログに書いた2021年の目標の一つが「短いストーリー漫画を1~2本描く」でしたが、年が明けて仕事の量が少し落ち着いてきたので「描くなら今しかない」と思い、まずは8ページの短い漫画を描いてみました。

ストーリー漫画を描いて人に見せるのは、自分の内面をさらけ出すようで「恥ずかしい」と感じる自分が相変わらずいますが、会社員時代に先輩から聞いた話や自分が経験したことをごちゃまぜにしながら、身近に実際に起こるかもしれない出来事を短いお話にまとめてみました。「これは半分実話だ!(だから恥ずかしくないんだ!)」と自己暗示をかけて描き進めたような感じです。

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この漫画の元となったエピソードはいくつかあります。

・会社の先輩が、「昔飼っていたウサギが死んだ日に会社を休んで滝を見に行った」と話していたこと。

・仕事で大きなミスをやらかして、いい歳をしてボロボロ泣きながら職場からアパートに歩いて帰ったこと。この時は幸い誰にも声をかけられなかったのですが、もし私が駅のホームで泣いてたら「あの人線路に飛び込んだりしないか?」と心配して声をかけてくる人もいたかもしれないな、と後で思ったりしました。

・夜、アパート近くを歩いていると歩道のど真ん中にクワガタが落ちていたので、「踏まれないように道の端によけてあげよう」としゃがんでクワガタを捕まえようとしたところ、具合が悪いのかと心配した複数の通行人から「大丈夫ですか?」と2回も声をかけられたこと。(その度に「ク、クワガタが……」と言い訳したのがめちゃくちゃ恥ずかしかったです。きっと「変な女だ」と思われたことでしょう。)かなり恥ずかしかったですが、ちょっと道にしゃがんだだけで心配して声をかけてくれる人が案外いるもんなんだな、としみじみ思ったりしました。

・有給休暇はなるべく消化するように、と普段上司から言われていても、休み明けに仕事が山積みでパニックになるんじゃないかと想像すると、なかなか理由なしに有給を申請できなかったこと。(自分の性格的な問題も大いにありつつ、年がら年中繁忙期な職場だと有給を申請するのは結構勇気が要りました。)

・たまに何かのきっかけで絶望的な気分になることがあるのですが、そんな中でも重い腰を上げて職場に行くと、目の前の仕事をこなすことで案外気が紛れて、気持ちが楽になっていることもあったこと。

きっとこの漫画の彼女も愛犬のお葬式を済ませたら、月曜日に出社して仕事をすることで少し楽になれるかもしれないな、などと思いながら描きました。

 

4月中旬に東京ビッグサイトで開催される「クリエイターExpo」では初めて「漫画家ゾーン」に出展する予定なので、その際にお客さんに見せるサンプル作品にもしようと思っています。このご時世なので予定は変わるかもしれませんが(^^;)。

4月には今よりも落ち着いた状況になっていてほしいものです。

2020年のふり返り

2020年も残すところ2日となりました。

毎年ブログでは一年のふり返りをしているのですが、今年ほど「まさかこんなことになるとは思いもしなかった」という年はなかったと思います。1年前は、こんな風に社会の様相が一変するとは想像すらしていませんでした。

 

約1年前の記事に書いた2020年の主な目標は、

(1) 海外企業から仕事を受注する

(2) 5月に東京で開催予定の企画展を成功させる

(3) ストックイラストを500以上登録する

という3点でした。

このうち(2)についてはコロナの影響で開催に至らなかったことを以前このブログでも書きました。しかし、代替案としてウェブ上で作品を公開することになり、結果的に素晴らしい作品が集まりました。ので、皆さん!!ぜひ見てくださいねーー!!プロの作品なのでクオリティ高いですし、全国のご当地情報が満載でちょっとした旅気分も味わえます。

パンデミックが終息したら、ぜひリベンジ開催したいところです。

 

目標(1) 「海外企業から仕事を受注する」については、私がネットで公開してるイラストを一部修正してライセンスを売ってほしいとシンガポールの出版社から2月に問い合わせがあり、それほど難しい修正ではなかったので少額の取引が一応成立しました。が、それ以降は何件か海外からの問い合わせはあったものの、そのほとんどが個人の方だったので予算面で合意できず、残念ながら受注には至りませんでした。

それでも少し手ごたえを感じることができたのは、Behance (世界中のクリエイターが利用しているSNS)上で「おすすめ作品」として取り上げられ、フォロワーと問い合わせの数が前年よりもかなり増えたことです。まだ具体的な実績はできていませんが、この調子で頑張ろうというモチベーションは高めることができました。

 

(3) 「ストックイラストを500以上登録する」は無事達成です!2020年12月29日現在、Pixtaの登録数は593点となりました。亀の歩みではありますが、おかげ様で最近は毎日3~5点ぐらいは売れるようになってきたので、今後もコツコツ継続できそうです。

 

 

ところで、コロナウイルスによる影響があったのか?というのはたまに人から聞かれるのですが、今年1年の仕事量の推移はこんな感じでした ↓。(※ここで言う「仕事」とは、顧客からの発注を受けて絵を制作するクライアントワークのことです)

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5月から8月にかけて、ほとんど受注がゼロになるという恐ろしい状況になったのですが、これがコロナの影響によるものかどうかは判断しかねるところです。元々かなり不安定な職業なので……。

ちなみに知り合いの同業者は、コロナの影響で仕事が激減した人、激増した人、普段どおりだった人など様々でした。イベント関係のイラスト案件は減ったそうですが、出版関係は、ステイホーム中に読書する人が増えたせいか、逆に売り上げが伸びたそうです。今は塗り絵の需要が高いらしい、という噂も耳にしました。そのような社会情勢も踏まえて今後の営業活動を展開する必要がありそうです。

 

来年の目標は、

(1) ストックイラストを300点以上追加登録する。(安定収入をめざして!)

(2) 短いストーリー漫画を1~2本描く。

です。

ストーリー漫画については、昔から「描いても恥ずかしくて人に見せられない」という悩みがあったのですが、今年はなんとかその照れの壁を越えてネットで公開することができました。

また、最近は漫画と3Dアートと組み合わせた作品なども制作し、珍しく自己評価と他者評価が高めの一作となりました。

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色々試行錯誤して、やっぱり私の絵の原点は漫画だなと再認識できたのは良かったと思います。

 

来年もどうぞよろしくお願いいたします!

2019年の抱負「ストーリー漫画を描く」を1年遅れで実行

 大変ご無沙汰しております。2020年も折り返し地点を過ぎてしまいましたね。

上半期が過ぎたのでそういえば2020年ってどんな目標立ててたっけ?と過去の記事を振り返ってみたところ(見ないと思い出せないあたりがグダグダですが)、

  1. 海外企業から仕事を受注する
  2. 5月に東京で開催予定の企画展を成功させる
  3. ストックイラストを500以上登録する

という目標を書いておりました。

2.については、前回の記事にも書きましたが、コロナ禍の影響をもろに受けてギャラリー展示は中止せざるを得なくなり、その代わり現在Web展示を開催中です。プロのイラストレーターが自分のふるさとの魅力を絵で表現するという企画展で、7月10日現在32人の作家の作品が公開されています。ご当地情報が満載で、見ているとちょっとした旅気分も味わえますので、ぜひ!楽しんで頂けると嬉しいです。

http://okunijiman2020.sakuraweb.com/

目標1.についてはまだ達成できてないですが、春先に海外からの問い合わせが3件ほどあったので (いずれも条件面で合意できず失注しましたが)、根気強くBehanceやLinkedInなどの海外向けSNSやストックイラストを充実させていこうと思っています。(問い合わせの内1件はストックサイトからでした)

目標3.も、今のペースなら多分達成できそう。元々設定目標が高くないし(^^;)…。

 

で、ふと2019年に立てた目標の1つを実行しないまま放置していたな…と思い出しました。それは 「短編のストーリー漫画を最後まで描き切ってネットにアップする」というものでした。というのも、私はエッセイ漫画や取材漫画のようなノンフィクションな内容であれば割と抵抗なく描いた漫画を人に見せられるのですが、自分で考えたオリジナルのストーリー漫画については、強烈な羞恥心が働いて発表できない、という悩みがあったからです。

しかし結局2019年内にはこれをしないまま終わってしまい、自分の有言不実行に罪悪感も残っていました。前々から、自分は漫画が好きで絵を描き始めたんだし、私の絵柄は漫画の中の方が映えるのでは?という気もしていたので、1年遅れですが2019年の抱負を実行することにしました。コロナ禍の影響なのか、ちょうど5~6月にかけて仕事の依頼も途切れがちになったので、思い切って集中的に取り組みました。

 

1つ目の作品はたった2頁です。漫画と言ってもセリフはなく、ストーリーというよりは梅雨時の湿った空気とか情景を表現することに注力しました。

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こういうセリフのない漫画を描くのは初めてだったのですが、ストーリーがほぼないせいか、いつものような「見られるの恥ずかしい~~!!」という感覚がなく、スッとSNSにアップすることができました。

あと、コマを割って視線を誘導することで静止画に動きが生まれたり、空間を広く見せたりすることができているような気もして、イラストを効果的に見せるための手法として漫画のコマを使うのもアリなんだな、と思ったりしました。

 

2作目は、もう少し一歩踏み込んで、シンプルなストーリーもつけてみました。尾道に日帰り旅行に出かけたある高校生カップルのお話です。と言ってもキャラクターよりは尾道の風景や空気感を表現することに注力しました。

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…という7Pの短い漫画でした。私の中ではこの子達の名前も決めたのですが、尾道の町が主役なので敢えて作中には出さないことにしました。
あくまでフィクションですが、この女の子の時間に細かいところとか、旅程をちゃんと組みたい性格というのは私自身をまあまあ反映しています。で、時間にルーズな友達に対してイライラしたり、一方でおおらかな性格をうらやましく思うこともよくあるのでそういうのも入れてみました。旅先で見たい場所が、一緒に行った人とは一致しないのもよくある話かなと。(そういう時は待ち合わせの時間と場所だけ決めて別行動することが多いです)

最初は扉絵もつけて8Pにするつもりだったのですが、なんとなくWeb漫画って扉絵がない方が話に入りやすいような感覚が個人的にはあって、結局扉絵なしで7P描いたところで一区切りにしました。SNSに載せてみて、反応が悪くなければ扉絵を追加で描いてZineを作ってみようかなと思っています。

 

とりあえず、2019年の抱負を1年遅れで実行できて、たまっていた宿題を終えたようなスッキリ感があります。描いて終わり~ っていうんじゃなくて、できれば今後「こういう仕事もできるよ!したいよ!」とPRしていきたいものです。

ネットでも楽しめます!2020年5月「第2回イラストお国自慢展」

(※以下の記事は3月27日に投稿したものですが、4月6日時点で「第2回イラストお国自慢展」のギャラリー展示は中止が決定いたしました。その前提でお読みくださいませ)



春だというのに、今年は新型コロナウイルスの世界的流行で騒然としていますね。せっかくの良い季節に活発に動き回れないのは本当に残念ですが、こればっかりはどうしようもないので、普段にも増して家に引きこもりがちな今日このごろです。

 

コロナショックに関連し、私にとっては一つ気がかりでならないことがあります。それは、今年5月に神保町で開催予定の「第2回イラストお国自慢展」。

これは私が主催した企画展でして、プロのイラストレーターが自分のふるさとの魅力を各自の得意な手法で自由に表現する、というものです。見る人に作品を楽しんでいただくことで、その土地の魅力を知ってもらうと同時に、日本各地で活躍するイラストレーターを広くピーアールすることも目的としています。

2017年に広島で開催した第1回目の展示では、27人の作家が熱い思いを表現した多種多様な作品が集まり、ご来場のお客様からも「日本全国を旅して回ったような気分になった」と大変好評でした。(※その時の展示については以前このブログでも詳しく紹介したことがあります↓)

 

2回目となる今回は北海道から沖縄まで44人のイラストレーターが参加予定で、開催場所も出版社の多い東京・神保町です。いっそう充実した展示にするぞ!!とものすご~く気合いを入れて1年以上前から準備してきたわけです。

3月上旬にはパンフレットやDMも出来上がりました ↓。すっごい楽しそうだと思いません?

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しかしながら、ここにきてのコロナショック。予定どおりの開催は難しいのでは?中止も検討する必要があるのでは?と私と出展作家さんの間で意見交換をしてきました。時間をかけて準備してきた作品を多くの人に見ていただきたいという強い気持ちはありますが、来てくださるお客様を危険にさらすことはできません。

そこで対策として考えたのが、お国自慢展の展示作品をネット上でも閲覧できるよう、作品紹介ページを開設することです。ネット公開すれば、今後の情勢に左右されることなく多くの人に作品を見てもらえるわけですし、いっそ日本全国、全世界の人に楽しんでもらえたらいいじゃないか!と思ったわけです。打撃を受けている地元経済を微力ながら応援したいという気持ちもあり、幸い多くの出展者がネット公開に賛同してくださいました。

 

そうと決めたら善は急げ!ということで作品紹介サイト、早速作りましたよ!

ギャラリーページはまだ準備中です。告知をするのはまだ早いかな?とも思ったのですが、世の中がこういう情勢なので、パンフレットやDMを配る時に「ネットでも見られるよ!楽しみにしててね!」と言えた方がいい気がして、とりあえずサイトの入り口だけ早々に公開しました。

作品は5月中旬以降に順次公開予定です。時期が近づいたら改めて告知しますので、どうぞご期待ください!

 

(※……というのが3月27日時点の記事でした。残念ながら4月6日にギャラリー展示は中止となりましたので、作品はぜひネット上でお楽しみください。せめてネット空間上で旅気分を味わっていただければ幸いです!※)

たまにはスキャナよりも大きな絵を描いてみる

今日から2月って本当ですかーー!?1月早かったですね。まばたき1回くらいでしたね( ;∀;)。

 

1月に頑張ったのはこれ↓。石見~芸北エリアの神楽の中でも多分最も有名な演目、『八岐大蛇』を描きました。大変だった~~!!丸三日かかりました。

神楽の絵は2~3年前から時々描いていますが、『八岐大蛇』はいつか描かなきゃと思いながらも先延ばしにしていた演目でした。なぜなら描くのが大変すぎるから(笑)。

とは言え今年の5月下旬には神保町で作品を展示する予定があるので、描ける時に描いておかねば!と思い、まとまった時間をとって取り組みました。

 サイズはF10号(530×455mm)で、私にしてはかなり大きな作品です。

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こういうサイズの絵を自主的に描く機会は、昨年まではあまり多くありませんでした。というのも、イラストの仕事はほとんどがデータ納品ですし、オリジナル作品もまずはネットで公開するので、つい「スキャン一回でデータ化できるサイズが楽だ」と考えてしまうのです。(ちなみに私が使っているスキャナの対応サイズはA3までです。)

ここ2~3年はSNSの更新頻度を上げるために小さな作品ばかり量産しがちだったのですが、たまには時間のかかる大作に取り組んで自分に負荷をかけねば!と昨年の後半あたりから意識するようになりました。きっかけは「東京装画賞」の受賞作品を見たことだったと思います。素晴らしい作品の数々に打ちのめされてしまいまして……(と言っても私は応募すらしていなかったのですが(^^;))。口では「いつか装画の仕事がしたい」と言いつつ、全然そういう実践的なトレーニングをしていない自分が情けなくなり、月に1枚はじっくり時間をかけて作品を作ろうと思った次第です。

昨年の12月に描いたこれらの習作↓はその辺を意識していました。どちらも「もし私が○○の表紙を描くなら」という想定の下で制作したものです。

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時間の確保が課題ですが……(^^;)、今後もこういう自主練は続けようと思います。

 

なお、スキャナよりも大きなサイズの絵をどうやってデータ化するのか?という質問をされることがあるのですが、これはPhotoshopのPhotomerge機能を使えば簡単にできます。既にご存じの方も多いとは思いますが、もしその辺悩まれてる方がいたら以下を参考にしていただければと思います。 

1. まず、データ化したい絵を数回に分けてスキャンし、PC内に保存します。(今回はデスクトップに保存しました)

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2.Photoshopを立ち上げ、[ファイル]→[自動処理]→[Photomerge]を選択します。

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3. Photomergeのボックスが開いたら、[参照]をクリック。先ほどデスクトップに保存した複数の画像を選択して[OK]を押します。

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4. ソースファイルの欄に3.で選択した画像のファイル名が表示されていることを確認し、[OK]をクリック。

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5. 数秒~十数秒くらいでPhotoshopがつなぎ目をきれいに処理して一枚の画像にしてくれます。

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Photoshopってすごいですね~~
私はこの機能を知る前は、自分でどうにかつなぎ目をなじませようと四苦八苦していたものでした…。

 

ご参考になれば幸いです。

新年のご挨拶

新しい年になりましたね!

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(これは今年の年賀状の図柄です。今回は割と自信作です)

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例によって前回のブログ更新から随分時間が空いてしまいました。

毎年年末には「今年一年の総括と来年の抱負」みたいな記事を書いているのですが、今回はそれもサボりました。今からでも書けばいいじゃん、という気もするけど、正直なところ昨年のことはあまり思い出したくないというか……。昨年、特に下半期は仕事も私生活も絶不調で、複数の「良くないこと」が同時に起こり、マイナス思考のスパイラルに入り込んでおりました。年越しのタイミングでそんな気持ちを切り替えようとしているのですが、昨年の総括記事を書くことで当時のマイナス思考がまた戻ってきそうで怖いので、自分の精神を健やかに保つために2019年の総括は割愛!しようと思います。

 

昨年の鬱々とした自分を今年はガラリと変える!という決意を込めて、新年最初の作品は広島神楽の「姫から鬼への早変わり」をモチーフとしました。

3秒あまりの短いアニメです。

姫から鬼への変化(へんげ)はずっと前から描きたいと思っていたテーマなのですが、こういう「動き」や「変化」を一枚絵で表現する方法はないものだろうかといつも頭を悩ませています。今のところ、漫画みたいにコマを割ったりアニメーションにしたりという以外の方法が思いつかず。

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こういう(↓)一瞬を切り取って画面全体に大きく配置する方が一枚絵としてのインパクトが出るような気がするのですが、それだと姫から鬼への「変化」の瞬間がわからないよなぁと……。今後の課題です。

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2020年の主な目標は、

(1) 海外企業から仕事を受注する

(2) 5月に東京で開催予定の企画展を成功させる

(3) ストックイラストを500以上登録する


です。特に(2)については昨年からコツコツ準備してきていて気合い入っています。日程が近づいたら改めて告知したいと思います。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!