イラストレーター みしまゆかりの絵日記帳

日々の創作活動をご紹介します。

宮島水族館のエントランスサインのイラストを担当しました

最近のお仕事紹介。


宮島水族館のエントランスサイン用のイラストを担当いたしました。4月初めに水族館入口に設置されたよ、とご依頼主がご連絡くださったので先日宮島まで行って記念写真を撮ってまいりました!


※以下の画像の1枚目は水族館入口で撮影した記念写真、2枚目は私が納品したイラストで、ご依頼主のデザイナーの方にデザインしていただく前のものです。

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撮影後はそのまま入館し、水槽の中で元気に動き回る動物たちを眺め、ペンギンとたわむれ、アシカのショーを見て癒されました。広島にお越しの際にはぜひ宮島水族館へも足を運んでみてくださいね♪

 ちなみに、これよりひとまわり小さいポスターも印刷され、いずれ市内各所に貼られる予定だとご依頼主がおっしゃってました。ありがたや……(*^^*)

 

余談ですが、今回のエントランスサインは「3Dトリックアートで!」というご要望でした。

私は普段こういう感じの(↓)、机の上に置いて斜め上から眺めるタイプの作品を主に制作しているので、エントランス看板やポスターのように、正面から眺めるタイプの3Dアートの制作実績はあまり多くありません。実は、正面から眺めるタイプの方が若干難易度が高いので、今まではちょっと敬遠していたのです(^^;)。

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以前の記事でも少し触れましたが、斜め上から眺めるタイプの3Dアートは、この漫画(↑)で示すように、遠近法を利用することで錯視を誘導します。

看板やポスター等の正面から見るタイプの印刷物だと、この遠近法を使った錯視誘導ができないため、人によってはイマイチ立体的に見えないことも多いのです。

 

さらにマニアックな話をすると、ポスターやチラシなどにトリックアートを用いる場合には、文字の配置やトリミングの仕方などにも少なからず制約が生じます。すなわち、

(1) 立体的に見せたい箇所や、その影の部分には原則として文字を乗せられない。
(文字にも立体加工を施すなど、工夫をすれば不可能ではありませんが)

(2) 立体的に見せたい箇所や、その影の部分は印刷範囲内に収まらなければいけない。

といったことです。

どんなに立体的に描いても、その上に文字をペタッと単純に乗せたり、トリミングして絵が直線で切れてしまったりすると、その時点で錯視が成立しなくなります。

そういうデザイン上の制約について、いつも事前にご説明をして、「じゃあ今回はトリックアートはやめておこう」となることも多々ありますが、今回のご依頼主(デザイナーの方)は、そういう制約を踏まえた上でデザインをしてくださいました。本当にありがとうございました!

 

広島に住む者として、宮島水族館の広告イラストを描かせていただけるのはすごく光栄ですし、周りからも「見たよ~~」と直接声をかけていただくことが多くて大変励みになりました。