イラストレーター みしまゆかりの絵日記帳

日々の創作活動をご紹介します。

初めて災害ボランティアに参加して考えたこと

この度の西日本豪雨災害で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
私の家は特に被害はありませんでしたが、親戚や友人は少なからず生活に影響を受けています。

先週被災地でボランティアの受け入れが始まり、私も生まれて初めて災害ボランティアに参加しました。参加する前は「大して体力のない私が行っても足手まといになるのでは……」と不安もありましたが、フリーランスで独身という、時間の融通がきく立場であることにも背中を押された気がします。現地に行ってみたら80歳越えのおばあちゃんが手押し車に土砂を乗せて山道を何往復もしていて、女性だろうが男性だろうが人手は多いに超したことないんだな、と思いました。

実は、慣れない炎天下での力仕事で、私は午後から急にバテてしまい、他の皆さんの半分くらいしか働けず申し訳なかったです。とは言え午前中は割と普通に動けたので、次からは午前中だけ参加しようと思っています。
個人的には、殺人的な暑さになる12~15時は作業中断して、夕方から再開した方が良いのではないかと思うのですが、それはそれで拘束時間が長くなるという問題があるのかもしれませんね。

(以前留学していた中国では、夏の一番暑い時間帯はかなり長い休憩をとったり昼寝をしたりと、体力を温存するための生活習慣が根付いていて、とても合理的だと思いました。)

 


ちなみに、「こんなアプリがあれば、募集と応募ののマッチングがうまくいくのでは」と思ったので、アイデアを描きだしてみました。「ボランティアに行こう!」と思った時に、まずどの地域でどれだけの人員や資材が必要なのか、どこを見れば詳細が分かるのか、調べるのが案外大変だったので……。
報道の少ない地域にはボランティアが集まりにくいとも聞くので、そういう問題もこういうツールを活用して改善できないものかなぁと思ったのです。

イデアを描きだしてみたものの、誰に対してどうプレゼンしたらよいのか分かりませんが(^^;)。

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長い支援が必要になりそうです。今後も時間が許す時に参加しようと思います。

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3Dアートのメイキング動画 習作3作

この度の地震で被災された関西方面の皆様にお見舞い申し上げます。

ニュースを見ると広島でも揺れが観測されたようですが、私の住んでいる地域ではほとんど何も感じませんでした。しかし、日頃何も備えてないことを反省し、今更ですが近所のホームセンターで防災バッグを買いました。これで十分とはいかなくても、無いより良いかなと。問題は、実際に災害が起きた時に私がこのバッグの存在を思い出せるかどうかですね(^^;)。押入れに入れたら絶対忘れるから、玄関近くに置きたいですが、どこに収納するかで頭を悩ませています。

大きな地震が起こる度、こんな時私に何ができるか?と考えますが、募金をし、備えるべき備えをして、いつも通り生活することなのかなと思います。

能天気な記事を書いて人を不快にさせないだろうかという心配は常にありますが、被災していない私が分かったような顔をして活動を自粛するのも自己満足だと思うので、自分のすべきことを一つ一つ片付けようと思います。

 

 

前回の記事で、3Dアートの制作過程が分かる動画を試験的に作ってアップしましたが、今週は抱えていた仕事がひと段落したこともあり、同様の動画の撮影・編集をひたすら練習した1週間でした。おかげで動画編集の基礎の基礎は頭に入ったように思います。

以下、先週制作した動画3連続です。

どれも1分前後の短い動画なので、疲れた時の息抜きに見てやってくださいませ。

 

ちなみに出来上がりはこんな感じです。↓

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今回動画制作に取り組んだのは、夏に公開される仕事のプロモーション動画を作る練習ですが、それ以外にいくつか収穫がありました。

ただ制作過程の動画を撮るだけでは物足りないので、今まで描いたことのなかった、壁に貼って斜めから眺めるタイプの3Dアートを作ってみたり、

有料の動画編集ソフトを買ったことで、(元をとるために) 積極的に機能を覚えようというモチベーションが上がったり。

どれも自主制作なので直接的な収入にはなりませんが、今後お客様に「こんなこともできますよ」と提示するサンプルができたのは良かったと思います。

3Dトリックアートのメイキング動画(習作)を作ってみました

3Dアートの制作プロセスを撮影・編集して動画を作ってみました。

慣れない動画編集、疲れました~~(^^;)!描くのより編集作業の方に時間がかかりましたわ。保存するファイル形式や解像度も、どれを選ぶのが最適なのかイチイチ迷ってしまって。分からないことはとりあえずググるのですが、解説文の中で使われている用語がさらにまた分からなくて、検索のループにはまってしまうので、全部理解するのは早々にあきらめました。

メイキング動画を作るのこれが初めてですしね!

あと何回か作れば少しは覚えるでしょう。

youtu.be

ちなみにモチーフは芸北神楽の人気演目の滝夜叉姫です。去年描いた水彩画を3Dアートにリメイクしてみました。ちょい雑ですが習作なので大目にみてくださいませ!

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以前からメイキング動画は作ってみたいと思っていましたが、頭では考えていてもなかなか実行に移せませんでした。だって撮影前のセッティングとか撮影後の編集とか面倒臭くって……(^^;)

今回その重い腰を上げたのは、最近3Dアート絡みでやや大きな仕事が入り、そのプロモーション動画を作りたいと思ったからです。7月末に情報が解禁されたら速やかに動画をSNSで発信したいので、今の内に基本的な編集作業はできるようになっておこう、と思いまして。

なんと、有料の動画編集ソフトまで買っちゃいましたよ!使いこなせるかしら……(^^;)

7月末に向けてしっかり勉強しようと思います。

広島女学院中学高等学校の学校案内(2019年度版)用の漫画を制作しました。

前回の投稿から1か月以上空いてしまいました。

ブログ開設当初に掲げていた「1週間1回更新」の目標はどこへやら……。

でもいいんです、この半年間は結構仕事が忙しかったし、ブログの更新のために睡眠時間削って仕事のクオリティ下げてもいけないわけで。(←自分に言い聞かせてるってことは結構気にしてるのか?(^^;))

あくまでも無理をしないこと、健康第一、疲労回復、快眠快便(?)です。

 

さて、1か月ぶりの更新は最近のお仕事の紹介です。

広島女学院中学高等学校 2019年度版学校案内用の漫画2Pを担当いたしました。

この漫画では「チャレンジキャンプ」という学校行事を紹介しています。

実は私も広島女学院の卒業生です。
卒業生ということでご依頼を頂けて、本当にありがたいなぁと思いました。

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この漫画を描くにあたって、取材のために母校を訪れましたが、制服や高校校舎など、ガラッと変わっているところもあれば、礼拝堂や中学校舎は私がいたころと変わっていなくて、とても懐かしかったです。

しかし、広報チームの先生方のほとんどが私よりも若かったのが衝撃でした(笑)。自分の年齢を考えれば当たり前っちゃ当たり前なのですが。中高生の頃は先生って「自分よりもずっとずっと大人」な存在だと思っていたもので。

でも私、年はとったけど精神年齢は幼いままだな……(^^;)。

小鼻のふくらみ描くか否か問題

ゴールデンウィークが終わっちゃいましたね!

私はため込んでいた仕事を一生懸命片付けていたらいつの間にか連休も終わっっていて、あまり普段と変わらない日々でした。でも何人かの友達と久々に会っておしゃべりできたのは嬉しかったです。

 

連休中、久々にオリジナルのイラストも1枚描きました。

「日常動作シリーズ」の6枚目で、髪を結うお姉さんです。f:id:YukariMishima:20180512173930j:plain

顔のアップを描いたのは久々です。

私はリアルと漫画の中間ぐらいのタッチを目指しているのですが、いつも「小鼻のふくらみ」の処理で悩み、結果的に鼻があまり目立たないように全身を描いてごまかすことが多いのです。
小鼻って、上手に描くのがすごーく難しいパーツですよね……。はっきり描くと妙に老けてしまって可愛くないし、省略すると一気に漫画っぽくなる。何故なんでしょうね、現実の人の顔にはちゃんと小鼻がついてるのに。リアル寄りの漫画絵を描いている人は絶対に同じことで悩んだことがあるはずだと勝手に思っています。

この絵↑はカラーなので、陰影で割とふわっと小鼻を表現できた気がしますが、輪郭線のはっきりした線画などで小鼻を描くのは本当に難しいです。線画でも「小鼻」を自然に可愛く描けるようになりたいものです。

キリン株式会社「適正飲酒の取組み」サイトのイラストを担当しました

最近のお仕事紹介。

キリン株式会社「適正飲酒の取組み」サイトのイラストを担当いたしました。

ストーリー仕立てのメインページの他、お酒にまつわる文化的・社会的・科学的な解説をする下層ページもあり、その役割に合わせてイラストのタッチを変えています。

 

メインページは、手描き絵本風の仕上がりを目指して、水彩のにじみ、ボカシ、かすれなどを意識的に残しました。紙は中目の水彩紙を使い、鉛筆の輪郭線はあまり目立たないよう薄く入れ、陰影を強めにしてリアル寄りなタッチにしています。

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一方、下層ページは「わかりやすい説明」が目的なので、パッと見て内容を理解しやすいよう、メインページよりは少しシンプルにしています。サイズも小さいので、あまり描きこみすぎずスッキリまとめようと、鉛筆の輪郭線をややクリアにし、陰影は軽めにサラッと描きました。紙はBBケントを使っています。

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約1か月半で、大小合わせて111点のイラストを描きましたよ!ふぃ~~!

大変だったけど、自分が普段から推している手描き水彩タッチのご依頼だったので張り切って取り組みました。最後の納品メールを送信した直後には頭の中で「ロッキー」のテーマが流れました(笑)

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ちなみに今回のお仕事は、私が今年に入って取り組んでいる「日常動作シリーズ」のイラストを、制作会社の方がネットで目にして声をかけてくださったそうです。

特にこのオジサンの絵↓

yukarimishima-illustrator.hatenablog.com

 

仕事の合間にオリジナルのイラストをコツコツ描くのって大切だなと実感した次第です。

最近描いてないけど……(^^;)

小さくてもいいからゴールデンウィーク中に1枚くらい描きたいな!

宮島水族館のエントランスサインのイラストを担当しました

最近のお仕事紹介。


宮島水族館のエントランスサイン用のイラストを担当いたしました。4月初めに水族館入口に設置されたよ、とご依頼主がご連絡くださったので先日宮島まで行って記念写真を撮ってまいりました!


※以下の画像の1枚目は水族館入口で撮影した記念写真、2枚目は私が納品したイラストで、ご依頼主のデザイナーの方にデザインしていただく前のものです。

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撮影後はそのまま入館し、水槽の中で元気に動き回る動物たちを眺め、ペンギンとたわむれ、アシカのショーを見て癒されました。広島にお越しの際にはぜひ宮島水族館へも足を運んでみてくださいね♪

 ちなみに、これよりひとまわり小さいポスターも印刷され、いずれ市内各所に貼られる予定だとご依頼主がおっしゃってました。ありがたや……(*^^*)

 

余談ですが、今回のエントランスサインは「3Dトリックアートで!」というご要望でした。

私は普段こういう感じの(↓)、机の上に置いて斜め上から眺めるタイプの作品を主に制作しているので、エントランス看板やポスターのように、正面から眺めるタイプの3Dアートの制作実績はあまり多くありません。実は、正面から眺めるタイプの方が若干難易度が高いので、今まではちょっと敬遠していたのです(^^;)。

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以前の記事でも少し触れましたが、斜め上から眺めるタイプの3Dアートは、この漫画(↑)で示すように、遠近法を利用することで錯視を誘導します。

看板やポスター等の正面から見るタイプの印刷物だと、この遠近法を使った錯視誘導ができないため、人によってはイマイチ立体的に見えないことも多いのです。

 

さらにマニアックな話をすると、ポスターやチラシなどにトリックアートを用いる場合には、文字の配置やトリミングの仕方などにも少なからず制約が生じます。すなわち、

(1) 立体的に見せたい箇所や、その影の部分には原則として文字を乗せられない。
(文字にも立体加工を施すなど、工夫をすれば不可能ではありませんが)

(2) 立体的に見せたい箇所や、その影の部分は印刷範囲内に収まらなければいけない。

といったことです。

どんなに立体的に描いても、その上に文字をペタッと単純に乗せたり、トリミングして絵が直線で切れてしまったりすると、その時点で錯視が成立しなくなります。

そういうデザイン上の制約について、いつも事前にご説明をして、「じゃあ今回はトリックアートはやめておこう」となることも多々ありますが、今回のご依頼主(デザイナーの方)は、そういう制約を踏まえた上でデザインをしてくださいました。本当にありがとうございました!

 

広島に住む者として、宮島水族館の広告イラストを描かせていただけるのはすごく光栄ですし、周りからも「見たよ~~」と直接声をかけていただくことが多くて大変励みになりました。