イラストレーター みしまゆかりの絵日記帳

日々の創作活動をご紹介します。

たまにはスキャナよりも大きな絵を描いてみる

今日から2月って本当ですかーー!?1月早かったですね。まばたき1回くらいでしたね( ;∀;)。

 

1月に頑張ったのはこれ↓。石見~芸北エリアの神楽の中でも多分最も有名な演目、『八岐大蛇』を描きました。大変だった~~!!丸三日かかりました。

神楽の絵は2~3年前から時々描いていますが、『八岐大蛇』はいつか描かなきゃと思いながらも先延ばしにしていた演目でした。なぜなら描くのが大変すぎるから(笑)。

とは言え今年の5月下旬には神保町で作品を展示する予定があるので、描ける時に描いておかねば!と思い、まとまった時間をとって取り組みました。

 サイズはF10号(530×455mm)で、私にしてはかなり大きな作品です。

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こういうサイズの絵を自主的に描く機会は、昨年まではあまり多くありませんでした。というのも、イラストの仕事はほとんどがデータ納品ですし、オリジナル作品もまずはネットで公開するので、つい「スキャン一回でデータ化できるサイズが楽だ」と考えてしまうのです。(ちなみに私が使っているスキャナの対応サイズはA3までです。)

ここ2~3年はSNSの更新頻度を上げるために小さな作品ばかり量産しがちだったのですが、たまには時間のかかる大作に取り組んで自分に負荷をかけねば!と昨年の後半あたりから意識するようになりました。きっかけは「東京装画賞」の受賞作品を見たことだったと思います。素晴らしい作品の数々に打ちのめされてしまいまして……(と言っても私は応募すらしていなかったのですが(^^;))。口では「いつか装画の仕事がしたい」と言いつつ、全然そういう実践的なトレーニングをしていない自分が情けなくなり、月に1枚はじっくり時間をかけて作品を作ろうと思った次第です。

昨年の12月に描いたこれらの習作↓はその辺を意識していました。どちらも「もし私が○○の表紙を描くなら」という想定の下で制作したものです。

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時間の確保が課題ですが……(^^;)、今後もこういう自主練は続けようと思います。

 

なお、スキャナよりも大きなサイズの絵をどうやってデータ化するのか?という質問をされることがあるのですが、これはPhotoshopのPhotomerge機能を使えば簡単にできます。既にご存じの方も多いとは思いますが、もしその辺悩まれてる方がいたら以下を参考にしていただければと思います。 

1. まず、データ化したい絵を数回に分けてスキャンし、PC内に保存します。(今回はデスクトップに保存しました)

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2.Photoshopを立ち上げ、[ファイル]→[自動処理]→[Photomerge]を選択します。

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3. Photomergeのボックスが開いたら、[参照]をクリック。先ほどデスクトップに保存した複数の画像を選択して[OK]を押します。

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4. ソースファイルの欄に3.で選択した画像のファイル名が表示されていることを確認し、[OK]をクリック。

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5. 数秒~十数秒くらいでPhotoshopがつなぎ目をきれいに処理して一枚の画像にしてくれます。

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Photoshopってすごいですね~~
私はこの機能を知る前は、自分でどうにかつなぎ目をなじませようと四苦八苦していたものでした…。

 

ご参考になれば幸いです。

新年のご挨拶

新しい年になりましたね!

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(これは今年の年賀状の図柄です。今回は割と自信作です)

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例によって前回のブログ更新から随分時間が空いてしまいました。

毎年年末には「今年一年の総括と来年の抱負」みたいな記事を書いているのですが、今回はそれもサボりました。今からでも書けばいいじゃん、という気もするけど、正直なところ昨年のことはあまり思い出したくないというか……。昨年、特に下半期は仕事も私生活も絶不調で、複数の「良くないこと」が同時に起こり、マイナス思考のスパイラルに入り込んでおりました。年越しのタイミングでそんな気持ちを切り替えようとしているのですが、昨年の総括記事を書くことで当時のマイナス思考がまた戻ってきそうで怖いので、自分の精神を健やかに保つために2019年の総括は割愛!しようと思います。

 

昨年の鬱々とした自分を今年はガラリと変える!という決意を込めて、新年最初の作品は広島神楽の「姫から鬼への早変わり」をモチーフとしました。

3秒あまりの短いアニメです。

姫から鬼への変化(へんげ)はずっと前から描きたいと思っていたテーマなのですが、こういう「動き」や「変化」を一枚絵で表現する方法はないものだろうかといつも頭を悩ませています。今のところ、漫画みたいにコマを割ったりアニメーションにしたりという以外の方法が思いつかず。

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こういう(↓)一瞬を切り取って画面全体に大きく配置する方が一枚絵としてのインパクトが出るような気がするのですが、それだと姫から鬼への「変化」の瞬間がわからないよなぁと……。今後の課題です。

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2020年の主な目標は、

(1) 海外企業から仕事を受注する

(2) 5月に東京で開催予定の企画展を成功させる

(3) ストックイラストを500以上登録する


です。特に(2)については昨年からコツコツ準備してきていて気合い入っています。日程が近づいたら改めて告知したいと思います。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

月一のイラストレーターゆるゆる交流会について

ご無沙汰しております!3ヵ月もブログを更新してないことに先ほど気付いて「いかんいかん!」となったところです。

 

今日は、私が月一で開催している「イラストレーターゆるゆる交流会」についてご紹介します。

私は現在、地元・広島に住んでおります。今後も引き続き広島を拠点に活動したいと思っていますが、地方に住んでいてちょっと寂しく感じるのは、同業者と情報交換したり親睦を深めたりする機会が多くないことです。インターネットが発達し、遠隔でのコミュニケーションが楽になったとはいえ、直接会って話せる距離感の仲間が大勢いる首都圏の同業者を羨ましく思うことはやはりあります。4年前に埼玉県に住んでいた頃は、大宮のコワーキングスペースが「イラストレーターの会」という交流イベントを毎月開催してくれていたので、そこにちょこちょこ顔を出しては少しずつ同業者友達を増やしたものでした。

その後、埼玉から広島へ拠点を移した際にも、広島で同様の交流イベントがあれば参加したいなーと思っていたのですが、どうやら多くはないみたい。というのも、イラストレーター人口自体が首都圏と比べて圧倒的に少ないのです。やっぱり出版社が首都圏に集中しているので、イラストレーターを志す人は首都圏に集まる傾向があるのでしょう。(かく言う私も開業してすぐに一度埼玉へ引っ越しましたし。)でもTwitterなどで「広島 イラストレーター」を検索すると割と何人かヒットするので、近くに住んでる人とはぜひお近づきになりたい!と強く思ったのでした。

 

そんなわけで、「誰もやってないなら自分でやるしかないかぁ~~!」と始めたのがこの交流会でした。

確か第1回は2018年1月で、2回目が同じ年の9月ごろ、その後はなるたけ毎月1回開催するようになりました。(ただ年度末の1~3月は繁忙期だからか参加者ゼロでした(^^;))。

最初の頃のイベントページのカバー画像はこんな感じ↓。

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普段家に引きこもって黙々と仕事をしていると、時々無性に誰かとしゃべりたくなるもので、私はこの月一の交流会のおかげでかなりリフレッシュができています。他の参加者の皆さんにとってもリフレッシュの機会になってるといいなぁと思います。

毎月開催となると、ただ漫然とお喋りするだけでは話題も尽きてくるので、今年の春からは毎回特定のテーマを決めることにしました。テーマに合わせてイベントページのカバー画像もちょっとずつ変えたり、我ながら結構頑張ってるよね!と時々自分で自分を褒めてます。

 

1~3月は参加者ゼロだったりしましたが (時期とテーマが悪かった(^^;))、4月以降は毎回メンバーが入れ替わりながら6~9人ぐらいの人数で推移しており、だんだん安定的に開催できるようになってきたかなと手ごたえを感じ始めています。

 

次回は明後日、10月24日(木)午前10時から、テーマは「年賀状の絵を描こう」です。

今のところ参加申し込みは3人なので久々にミニマムな人数での開催になるかも???残席には余裕があるので、気が向いたらぜひお気軽にお越しください!

 

今後やってみたい企画としては

・仕事に役立つオススメ本を紹介する会 とか

・似顔絵を描き合う会 とか

・お花見会 とか

・動物園や植物園へのスケッチツアー とか

を考えています。

でも昨年度の経験を踏まえて1~3月はお休みした方がいいかな???

Websiteにイラストの料金目安を載せました

ものすごーく悩んだ末、イラストの「おおまかな料金目安」をウェブサイトに掲載しました。といっても「料金表」と呼べるほど精密なものではなく、あくまでも「目安」でしかありません。金額にはかなり幅を持たせてあります。

消費者的な感覚からすると、「えっ、料金表をウェブに載せるのなんて当たり前じゃん?あった方がいいに決まってるじゃん!」と思われそうですが、イラスト業界では料金表を載せていない人の方がおそらく多数派です。というのも、具体的な依頼内容を確認してからでなければ、「おおまかな」見積りすら難しいからです。例えば「5センチ角のカットイラスト」と言われても、背景なしで林檎を一個描く場合と、背景ありで人物や小物を描き込む場合ではかかる工数が全く違います。求められる描きこみ量や点数、イラストの用途、著作権の取扱い、クライアント側の予算などによって少なからず変動するため、私も「下手に料金表なんて出したら危険だ」と思ってずっと載せていませんでした。

 

でも、依頼主が「見積り依頼を出す前におおまかな料金感を知りたい」のは当然だとも思います。私がその立場でもきっとそう思うことでしょう。発注先の候補として複数のイラストレーターを比較検討する際には、料金表を公開しているイラストレーターの方が安心感があるに違いありません。

料金表を作って載せるリスクとメリットを天秤にかけた結果、金額に大きく幅を持たせて「料金目安」を載せてみることにしました。

 

以下がウェブサイトに載せた内容です。

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おおまかな料金目安


イラストの制作料・利用料につきましては、求められる描きこみ量や点数、イラストの用途、著作権の取扱いなどによって少なからず変動します。

ものすごく大まかな料金目安(税別)としては以下のとおりですが、このとおりにならないこともしばしばございます。ご予算がある場合には可能な限りその範囲内に収まるよう調整しますので、まずは見積依頼フォームからお問合せいただければ幸いです。

 

  • 書籍・雑誌等の挿絵(カットイラスト)……

    見本A 背景のない小さなイラスト…… 約2,000~4,000円/1点

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    見本B 若干の背景や小物の入ったイラスト……約5,000円~/1点

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    見本C 背景や人物、小物などの描きこみが多く、見開きなどで大きく使用されるもの……約1万~5万/1点

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  • 書籍・雑誌等の装画(カバーイラスト)……約3万~10万円/1点
  • ポスターイラスト……約5万~20万円/1点
  • 広告漫画(モノクロ)……約1万~1万5千円/1頁
  • 広告漫画(カラー)……約2万~3万円/1頁

 

お客様のご予算と当方の見積もり金額の乖離が大きい場合、以下のような諸条件を調整することでご希望の金額に近づくよう努めますので、お気軽にお問合せいただければ幸いです。

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我ながら但し書きが多くて鬱陶しい文章ですね〜(^^;)。でもこればっかりはしっかり説明しなきゃと思いまして。

金額の幅が大きいのでこの「料金目安」がどの程度参考になるか分かりませんが、少なくとも見積り段階で依頼内容を詳しく質問する理由を分かって頂ければと思います。

ポートフォリオの迷宮

クリエイティブ業界における「ポートフォリオ」とは、自分の実績や作風をアピールするための作品集のことです。出版社や広告代理店などに営業をする際に必要不可欠なアイテムなので、イラストレーターは皆ポートフォリオづくりには力を注ぎます。

しかし私はこのポートフォリオづくりがどうにも苦手でなりません。どの作品を入れるべきか、何枚くらい入れるべきかを考え始めると、ぐるぐると考えがまとまらず、ものすごく疲れてしまうのです。

 

同じ人間が描く絵でも、画材やモチーフを変えるだけで結構印象が変わります。絵柄までガラリと変えて、全く別人のような作品を作る人もいます。そのように複数の画風を使い分けるイラストレーターは多いのですが、営業先でポートフォリオを見せると「異なる雰囲気の作品を沢山入れると印象が薄くなるので、ある程度統一した方が良い」と言われることがよくあります。

一方で、「色んなサンプルが入っている方が、その人がどの程度柔軟に対応できるのか分かるので助かる」と言われたこともあります。

絵の統一感を重視するか、バリエーションを重視するかでポートフォリオの内容が全く違ってくるので、いつもすごく迷ってしまうのです。

ちなみに私は、自分の画風は全部ポートフォリオに入れてアピールしたい派です。水彩も3Dアートも漫画も、仕事として依頼が来るなら全部やりたいのですが…。

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まあ会社や人によって意見が違うということは、結局この先輩↓の言うことが一番正しいのかも。
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重要なのはどの会社が統一感を求めていて、どの会社がバリエーションを求めているかを見極めることなのかな、と最近思います。

 

出版社の装丁部のように、扱うイラストの用途が装画(表紙の絵)に限定されている場合には、少なくともカットイラストや漫画作品などはポートフォリオから削除して良いのかも?しれませんね。

一方、広告代理店や制作会社のようにイラストの用途が多岐にわたる場合には、絵のバリエーションが多いと重宝してもらえるのかも……。(都会はわかりませんが、地方ではイラストレーター人口が少ないので「何でも描ける」のは強みだと聞いたことがあります)

 

 で、私も今日久々にポートフォリオを更新したのですが、結局どうしても画風を絞り込むことができず、アレコレ盛り込んでしまいました(^^;)。おそらく賛否両論あると思いますが…。大きく分けて水彩と3Dアート、線画、漫画の4本立てという感じです。

広告代理店、デザイン事務所、制作会社などにお勤めの皆さま、よかったら以下からダウンロードして作品をご覧いただければ幸いです。できれば外注先候補に加えてやってください!

※20MB以上あるので携帯ではなくパソコンでご覧頂ければと思います💦💦

Yukari MISHIMA Illustrations_20190706_Web.pdf

 

来週から営業がんばります。

企画展「Poetry ―詩によりそう― vol.8」に参加しました

先日、青山のギャラリーダズルにて開催された企画展「Poetry ―詩によりそう― vol.8」に参加いたしました。

 

【グループ展概要】

  • Poetry ―詩によりそう― vol.8
  • 日時:2019年6月4日(火)~9日(日)  12:00~19:00 (最終日17:00まで)
    ※オープニングパーティ 6月4日(火) 18:00~20:00
  • 場所:ギャラリー・ダズル
    〒107-0061 東京都港区北青山2-12-20山西ビル101
  • 詩:平岡淳子

この企画展では、詩人の平岡淳子さんから提供された1篇の詩にインスピレーションをもらい、6名のイラストレーターがそれぞれ絵を描きます。その絵から次の詩が読まれ、それをまた描くという往復書簡のように詩と絵が折り重なってゆきます。6名それぞれに違う展開が生まれます。

今年で8回目を数える企画展で、私も昨年の同時期には客として展示を拝見しました。同じ詩を読んでも作家によって全く違う表現になるのが面白いと思ったので、今回初めて参加させてもらうことにしました。

 

以下、平岡さんから頂いた詩と、それに対する私の絵です。

 

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   青山

ふたつに別れた道を
左に行こうと誘う

歩きはじめの天気雨

おひさまの泪が頬に
虹をかけたように

あなたと顔合わせる

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   緊張 

学生時代のあなたを
おもいだして

少し緊張してるけど

変わらない話し方に
好きだったよ

過去形にして伝える

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   雲

どうしようかな
木の葉が揺れるのを
みているばかり

雲は夏へ向かい
あなただってきっと
ついていきたい

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   バランス

こんな顔は
あなたに見せられない

どうしたの
訊かれたら泣きだしそう

立ち止まる
哀しみがバランスを崩す

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   歩く

遠くへと向かう
あなたのその後は

知らないほうが
いいのでしょうか

風の噂も避けて
川べりの道を歩く

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詩からイメージして絵を描くというのは初めての経験で、楽しい反面とても難しくもありました。5枚描き終わるまでに画風がゆらいでいるあたり、人から見ても「この辺は迷いながら描いたんだな」って分かちゃいそうですね(^^;)。

とはいえ拙いながらもなんとか描き上げた自分の作品なので、大切にしようと思います。

 

 

「1作家につき5枚ずつ展示する」と聞いていたので、平岡さんからの詩も5つ目でおしまいだな、ちょっと寂しいな、と思っていたら、最後に「詩のプレゼント」として6つ目の詩を送ってくださいました。とても嬉しいサプライズでした。

「詩と絵の往復書簡」がテーマの展示だったので、私ももう1枚追加で描き、それを今回の企画展に来てくださった方へのお礼状に使うことにしました。

 

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   夏の日

この道で
すれちがうことがあれば

わたしは
声をかけて呼び止めよう

なにから
話したらいいのでしょう

あなたの
びっくりする顔をみたい

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 最近は仕事で依頼された絵ばかりを描いて、オリジナル作品の制作にあまり時間をとれなかったのですが、時々ギャラリー展示に参加するとオリジナル制作の「締切り」ができて良いですね(^^)。

 

今回の展示、私は広島からの参加だったので、在廊できたのは初日だけでした。他の参加メンバーの皆さまには本当にお世話になりました!

そしてご来場くださった皆様もありがとうございます。私が「在廊日・6/4」とDMに書いて送ったので、ちょっとスケジュール調整して6/4に来てくださった方もいらっしゃいました。平日なのに……。本当にありがとうございました!

今後もよりよい作品づくりができるよう精進いたします。

大矢純子さんの連載小説『ハロー、マイフレンズ』の挿絵のお仕事

2019年4月1日から朝日小学生新聞で連載されている、大矢純子さんの児童小説『ハロー、マイフレンズ』の挿絵を担当しております。

この小説は、2017年10~12月に同新聞で連載された『グランパと僕らの宝探し~ドゥリンビルの仲間たち』の続編です。今作からでも十分楽しめますが、前作を読んでおくとより深く楽しめると思います。単行本も販売されていますので、未読の方はぜひ ♪

(前作の単行本情報→) https://www.amazon.co.jp/dp/4909064338/ref=cm_sw_r_tw_awdb_c_x_rZ3JCbXY78DB7

 

連載が始まってから約1か月が経ちましたが、物語はこれから徐々に盛り上がります。私のSNSでもその日に掲載されたお話の挿絵を毎日紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね(^^)。

お父さんの転勤でオーストラリアで暮らすことになった男の子の物語です。

(2019年4月1~29日掲載分の挿画↓)

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大矢純子さんとのお仕事はこれが2回目なのですが、実に楽しい!

私は元々ストーリー性のある絵を描くのが好きなのですが、とりわけ大矢さんのお話に関しては自分でも「私以上の適任者はいない!」と信じて作画に取り組んでいます。

というのも、私も過去に外国暮らし(中国でしたが)を経験してますし、イラストレーターを始める前は外国語を使う仕事を長年続けていましたので、『ハロー、マイフレンズ』の中で語られる様々なエピソードは、自分の実体験として強く共感できるものが多いのです。オーストラリアへ行ったことはないものの、自分のリアルな体験を絵に反映しながら、説得力のある画面を作りたいと思っています。

 

連載小説のお仕事では、毎日SNSに絵をアップできるのも大きな励みになっています。挿絵に対する自己評価と「イイネ」の数が比例しなかったり、同じ絵でもSNSの種類によって反応に差があったりことも多く、そういう分析も楽しもうと思います。

ちなみに、「イイネ」は多くなかったけど自分では気に入っている一枚がこれ↓。

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メルボルン空港の入国審査のおじさんです。

私自身の話ですが、入国審査の時って別に悪い事してなくてもちょっと緊張しちゃうんですよ…。パスポートにハンコ押す時も、たたきつけるように「バンッ!」と強めに押す人が多くて(多分そうしないとインクがきれいにつかないのかも)、私は毎回ビクビクするんですが、そんな時ニコッと笑ってくれる職員さんがいるとホッとしたりもします。なので、このお話では1回しか出てこない、名前も分からないおじさんですが、主人公目線ではこんな風に見えたかな?と想像しながらアップで描いてみました。入国して初めて会うオーストラリア人ですしね。

 

新聞掲載時の挿絵サイズは100x83mmですが、いずれ単行本が発行されたらB6 (182x128mm) 近くまで引き延ばされる可能性もあるので、拡大しても画像が粗くならないよう、原画は割と大きめの紙に描いています。なので結構細かいところも描きこんでたりします。日替わりなので、読者が飽きないよう「引き」の絵と「寄り」の絵をできるだけ交互に入れたりして、画面に変化が出るよう意識しています。

課題は沢山ありますが、私も色んなことを勉強させてもらいながら、大矢さんと一緒に残り2カ月の連載期間を走り抜けようと思います。